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関西を中心に活躍中のバンドネオン奏者 星野俊路のブログ  オルケスタアストロリコ、 タンゴ・コケータ、タンゴ・ガルーファに活躍中!   自身企画によるギターデュオ「タンゴ・グレリオ」セカンドアルバム好評発売中です!  
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気が付けばもう年末ですね…。
前回から半年が経ってしまいました。

なにかとやることがあるのでなかなか
手をつけられませんでしたが、今年のうちに
書いてしまいたいと思います。

前回に引き続きtodo tangoというタンゴサイトで
聴ける膨大な音源の中でも
自分が気に入っている曲を紹介していきます。

今回はプグリエーセ楽団そして
独自理論であるのフリアン・プラサ最強論を
唱えたいと思います。

Mi lamento(03'02")
Music: Julio Carrasco
Orquesta Osvaldo Pugliese
Instrumental
17/03/1954 Buenos Aires 0
Odeon 55898 19400
プグリエーゼスタイルはオルケスタアストロリコの十八番で
自分は参加していませんが、プグリエーセに捧ぐ、という
CDを作ってしまうほどです。この曲もレパートリーです。
我が哀歌と訳されるその名の通り非常に暗くて
悲しい曲調ですが、そこがまた、たまりません。
終盤に向けてピアノソロからのバイオリンソロ
バンドネオンソロそしてバリエーションという流れが
非常に素晴らしいです。

Nochero soy(03'31")
Music: Oscar Herrero
Orquesta Osvaldo Pugliese
28/11/1956 Buenos Aires 0
Odeon 52068 21600
プグリエーセ楽団といえば独特のリズムと歌い回しですが。
この曲で特筆すべきは、バンドネオンのバリエーションの
パキパキ感でしょう。連打で歯切れとボリュームを出すには
腕と指の筋肉を両方使います。相当しんどいです。
指だけだとペラペラ弾き(音圧が弱く迫力に欠ける)に
腕だけだとベタベタ弾き(ボタン離れが悪くひとつの音が長く重たい)に
なってしまいます。両立させるのが難しいのです。

La mariposa(03'33")
Music: Pedro Maffia
Orquesta Osvaldo Pugliese
Buenos Aires 1966
Philips 82119 10.1966
音質があまり良くないのが悔しいですが、この曲何が凄いって。
いくら大音量で聴いても演奏が誰一人として乱れていないところです。
とあるサイトでこの編曲をフリアン・プラサがしていたという
情報を見てから、自分の中で最強説が出来上がってきました。
セステートタンゴ結成が1968年なので、辻褄は合っています。

Melancólico03'25"
Orquesta Julián Plaza
Buenos Aires 0
EPSA Music 17431
フリアン・プラサはプグリエーセ楽団ではサードバンドネオン
セステートタンゴではピアノを弾いていました。
それだけですでに最強ですが作曲家としても数々の名曲を残しました。
このメランコリコもそのひとつ。コケータのレパートリーでもあります。
他にも、ノクトゥルナ、ダンサリン、パジャドーラなど。
ただ、最も残念なのが、セステートタンゴのメンバーで
これらの曲が録音されていないことです。

最強説の動機になったのがセステートタンゴの
El Pollo Ricardo、Ventarron、El Abrojitoです。
これらの編曲が非常にダイナミックで素晴らしいのです。
パターンが似ているので同一人物だと予想して
いるのですが、それがフリアンプラサだと踏んでいます。
(ただ、想像に過ぎないので詳しい方がいらっしゃったら
是非教えていただきたいと思います)
todo tangoにないので聴いていただけないのが残念です。

うーん…。やっぱりタダで聴くのは限界がありますね。
もういないセステート楽団などはCDを買って
既存の楽団はコンサートやライブを聴きに
行きましょうってことですね。

というわけでタダで聴ける名曲はひとまず最終回です。

ただ、今後もyou tubeやtodo tango 10tangoなどで
気になる名曲がありましたら紹介しますので
また参考にしてみてください。
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プロフィール
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shunji hoshino
自己紹介:
19歳の時、宿命的にバンドネオンを始め、元オルケスタティピカ東京の岡本昭氏、岡崎恵二氏にタンゴの基礎を学ぶ。都内ダンスホールなどで演奏経験を積み、24歳で京都に転居。アストロリコ門奈紀生氏に師事する。その後、オルケスタアストロリコ、アストロリコ6重奏のメンバーとして活躍。現在では、ピアニスト吉岡凛をリーダーとした「タンゴ・コケータ」や、上田裕司氏の「タンゴ・ガルーファ」そして、自身プロデュースによるクラシックギターとのデュオ「タンゴ・グレリオ」など、様々なバンド形態でタンゴの魅力を伝えるべく活躍中。本場アルゼンチンでも活躍した歌手ロベルト杉浦氏との共演や、人気タンゴダンサーとの共演も数多く、本場のタンゲーロを目指し活動を続けている。2015年上田裕司氏主催の企画に参加し、念願のアルゼンチンへと渡り、フリオ・パネ氏、ロドルフォ・メデーロス氏、ロベルト・アルバレス氏らマエストロたちのクラスを受け、更なる進化を続けている。
2010年から滋賀県へ移住し、琵琶湖とタンゴをこよなく愛する。

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